ドクさん県央福祉会訪問  
   
  はじめに

 8月9日と10日に、東京で開催されるイベントに出演するために来日されている ベトナムのドクさんが県央福祉会の事業所を訪問されました。訪問先でのご様子を写真を 含めて紹介していきたいと思います。

 まずは、現在のドクさんのこと、ドクさんにお越し頂いた目的を書かせて頂きます。
   
  ドクさんについて

 日本人の誰もが知っている「ベトちゃんドクちゃん」ですが、33歳になられたドクさんが、 今も元気にベトナムで活躍され、日本には既に40回もいらしていることはあまり知られていません。 ご家族ができ、ベトナムの病院スタッフ、旅行会社社員と多忙な毎日を送られています。
 お仕事の傍ら、積極的に戦争のない社会やダイオキシン被害を訴える場にも出演されて います。常に仰っていることは「僕はまだ幸せでした。ダイオキシン被害を受けても、何の 救済も行われない人たちが大勢いること、現在も、重篤な障害をもった子どもたちが生きる ことも許されずに亡くなっていく現状を知ってほしい。」「僕のような人たちがもう二度と 生まれないような平和な社会を皆さんと築いていきたい」という言葉です。


 
  ドクさんを招聘した背景には

 私共県央福祉会も、「平和に勝る福祉はなし」という佐瀬理事長の理念のもとで活動して おります。分離手術を乗り越え、現在も障害を持たれながらも平和と福祉の発展のために 日々活躍されているドクさんと私たち県央福祉会は、同じ道を歩み続けていると言っても 過言ではありません。
 これからも、ドクさんと共に「平和に勝る福祉はなし」という共通した理念を持って活動 していきたい、そのために、ぜひドクさんに私たちの福祉現場を見て頂き、交流を深めて いきたいとの思いから、この度のドクさん招聘に至っています。


 
  エヌ・クラップ

 宿泊先の東京から約1時間、車で西横浜のエヌ・クラップ(生活・創造・空間にし内)に
到着されました。
 
 
 
   館内を見学されました。特に各階に設置されるトイレのバリアフリー設備には、 関心を持たれていました。

 
   
   カフェレストラン「シャララカフェ」で昼食。「スカイキング」の焼きたてピザも届き、 シャララカフェご自慢のパスタと一緒にご賞味頂きました。横浜共生会の小沢常務理事、 渡辺館長もご同席されています。

 
   
  ワークステーション・菜の花

 40分程、車で移動し、大和市深見のワークステーション・菜の花に到着しました。

 
   
   通訳の言葉に熱心に耳を傾け、見学されているドクさんです。菜の花オリジナル商品の マフィンを召し上がりました。

 
 

 
  大木市長を表敬訪問(大和市役所)

 大木市長を表敬訪問し、対談しました。市長とのお話が大変盛り上がり、市長がお忙しい 中を10分も時間延長して下さいました。

 
   
  きらら

 きららの生産品と一緒に利用者のみなさんと。移動が大変だったこともあり、少しお疲れ でした。きららでは、生産品の見学とみなさんとの交流に時間を使って頂きました。

 
   
  若松保育園

 若松保育園にて、園児さんたちからの歓迎の催しに参加されました。子どもたちと交流したことで、 お疲れ気味だったドクさんに笑顔が戻っていました。

 
 

 
  クレイヨンピピー

 また大和へ戻って頂き、最後にカフェレストラン「クレイヨンピピー」での晩餐会に 出席して頂きました。クレイヨンピピーのシェフご自慢の和食を前に法人役員と歓談する ドクさんです。最後までありがとうございました。

 
   
  まとめ

 ドクさんが勤務されるベトナムのホーチミンシティにある「ツーヅー病院」には、 11月に開催される県央福祉会第2回スタディツアーでも訪問する予定です。 秋の再会を誓ってこの度はドクさんとお別れしました。
 既にベトナム戦争は40年前に終結しました。しかし、枯葉剤散布によってもたらされた ダイオキシン被害は、ベトナム戦争当時の人たちの体をむしばみ、その子ども達など二世代、三世代にまで 被害をもたらしています。中枢神経に重篤な障がいを持ってしまうことも多く、ドクさんが 勤務されるツーヅー病院には、生まれてくることが叶わなかった子どもたちのホルマリン 漬けが保管されています。毎日、その子どもたちの傍らで働くドクさんの平和に対する思い、 決意は言葉では言い表せない程のものがあるでしょう。
 県央福祉会では、今後も現地の人たちとの人財交流を中心に活動していき、 現地での直接的な福祉支援と福祉制度の発展のため貢献できるよう これからも尽力していく所存です。
 県央福祉会の国際貢献事業では、法人の内外を問わず、東南アジアを中心にして多くの方々と一緒に支援の輪を作り、誰もが平和で安心 して暮らせる福祉の実現を国際貢献事業での実現することを目的としています。皆様からのご意見やご感想をお待ちしております。

 
   
  文責:長島正樹
(地域活動支援センターウイアー、
 国際貢献活動推進プロジェクト)
 

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